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本部メッセージ

 

『ラーメン業界の実態』

外食産業市場規模

ラーメン業界は、チェーン店に比べ、個人経営店が圧倒的に多いのが特徴です。ラーメン業界の市場規模は4000億円を超えており、家庭での消費も含めると約7000億円といわれています。

ラーメン市場におけるチェーン店比率

牛丼やハンバーガー業界は、大手チェーンの寡占化が進んでいるのに対し、ラーメン業界の場合、主要チェーン店の比率は約20%強にとどまっています。ラーメン業界は、ここ数年で過渡期を迎えており、チェーン店の比率は今後10年で30~40%に拡大する可能性があります。

流行の移り変わりが激しいラーメン業界の中で勝ち残っていくためには、多様化している顧客ニーズに対応するだけではなく、更にプラスアルファの要素が必要な時代になりつつあります。個人店で顧客の変化に常に対応していくことは限界があります。個性や創意工夫に乏しく、店内が油で汚れているような清潔感に欠ける店は淘汰されていきます。そういった意味で、5年後、10年後を見据えていくには個人店は厳しい状況になりつつあります。